液晶ディスプレーを乗り換える

液晶ディスプレーを乗り換える
先週、台風がやってきた21日に4年間使っていた液晶ディスプレーが突然こわれて映らなくなってしまった。

  エーサー AL2017 20インチディスプレー
症状としては、電源スイッチはON/OFF できてランプは点灯するが、バックライト・蛍光灯がまったく点灯しないという有様だ。
修理できないものかと分解して、液漏れした5個の電解コンデンサーとショットキーダイオード2個、パワーMOSーFET 2個など交換してみたがダメだった。

電解コンデンサー4個のてっぺんが若干ふくらんでいて、小さい2個のてっぺんはパンクして小さな穴から電解液が漏れていた。

当初はバックライト系のインバーター基板の故障と見込んでいたが、どうも信号制御系基板も死んでしまったようだ。

  参考:修理ビデオ
  Acer AL2017 Repair@FetterPS
ビデオを見ると基板上のインバータ部に2個の昇圧トランスが映っているが、日本で買った製品では1個のトランスなので基板自体が少し違いようだ?
(安い中国製マザーボードにありがちな電解コンデンサーの液漏れ・パンクが故障原因のようだ?)
修理不能ということで、さっそくネットで調べてアマゾン通販でワイド型23.6インチ液晶ディスプレーを注文。

イイヤマよりずっと安くて0.4インチ大きい24インチの対抗馬もあった、

BENQ JAPAN 24型LCDワイドモニタ(グロッシーブラック) G2420HD

BENQ JAPAN 24型LCDワイドモニタ(グロッシーブラック) G2420HD

BenQ は有力候補だったが、今回は日本製イイヤマに決めた。
BenQはエーサーの子会社にして、液晶ディスプレイ分野において競合関係にあるそうだ。

エイサー@ウィキペディア
■設定
購入後、マニュアルをダウンロードして設定してみた。
 ・画面が明るすぎるので明るさを40〜50%に設定。
 ・カラー補正器 DataColor Spyder2Express で補正したらグッと色の深みが出た。

■ProLite E2473HDS-B の感想
イイヤマ ProLite E2473HDS-B を使っての感想だ。
×不満点は、
KVM(CPU切換器:)につないで使っているが、PCがスクリーンセーバー・モードになってしまうと、表示復帰するまでに数+秒の時間がかることだ。この現象は旧ディスプレーでは起きなかった。KVMと新ディスプレーの連携がよくないのだろうか?復帰時間はもう少し短くしてほしいところだ。
・設定用タッチパネルがとても使いにくくて、5回も設定事項を初期化してしまった。メカニカル・スイッチに戻してもらいたい。

●いい点もある
白色LEDバックライトのせいか画面がシャープで明るい。
製品に明書を添付せずに、お客にメニュアルを自力でダウンロードしなければならないか・・は棚上げにして、製品サポートページは詳細に書かれているため、多くの製品情報は入手できるので好感が持てる。

■雑感
標準解像度は1980x1080 ということだがこれはフルハイビジョンの映画ビデオ向きのようだ。こんな解像度で常時使う人いるんだろうか?
WindowsXPでは1280x720に設定すると、タテヨコ比は若干崩れて写真・画像では違和感があるが、画像や文字の表示が大きく表示されるので視力の弱い人には好評だ。Windwos7では、1600x900がいいようだ。
PhotShop などレタッチ系ソフトの作業では、ヨコ長画面は作業がしやすくて快適だ。