Interop Tokyo 2009 見学記

Interop Tokyo 2009 見学記
6月10日(水)に幕張メッセで開催中のInterop Tokyo 2009の展示を見学した。会場内は見学者でにぎわっていた。

Interop Tokyo 2009
http://www.interop.jp/

■展示の規模が半分に
今年は去年に比べて展示会場の規模が半分ぐらいだった。
不景気の影響か展示会場の規模縮小していた。今年からインターネット上の新サービス・ビジネス系は5月の見本市に出展して、インターロップには出展しなくなったようだ。

■ワーキングツアーはなくなった?
ShowNet のセンターは去年までは展示場2階コンコースに置かれていたが、今年は展示会場内に設置されていた。
毎年参加していた会場内のワーキングツアーはなくなったのか、今年はツアーを見ることはなかった。

■キーワードをさがす
今年の展示会場を見て回ってキーワードをみつけた。
 ・見える化
 ・セキュリティー強化
 ・仮想化
 ・ローコスト
 ・エコ/グリーン

■業界が成熟期に入った?
今までの Interop では新技術を導入したネットワーク機器やソフト、サービスの製品発表会場というカラーだった。だが、今年はルーターの下取り・中古販売業者も出展していた。また、著名なファイアーウォール製品ベンダーも、展示場のプレゼンでは大幅値引きキャンペーンをすると公言していた。この業界も成熟期になったと感じた。

■TV局も出展
テレビの民放も出展していた。テレビ番組ソフトのネット配信など、新しいビジネスにやっと自力で売り込むようになった?


■イッツコムも IPv6はじめる?
ささやかな展示だったが、東急系ケーブルテレビのイッツコムが、開始日未定と前置きして「IPv6 を開始する・・・」と展示担当者が言ってた。最新ルーターならすぐにでも使える(デュアル・スタック)そうだが、認可中なので未定とのこと。


■場内での書籍販売は10%引き
オライリーインプレスなど出展会社が会場で、自社書籍を10%引きで売っていた。日経BP系月間専門誌は名刺と交換で無料配布していた。

それにしてもオライリー展示会場で、専門書の新刊が急増しことを実感した。オープンソース系関連はやはりオライリーの時代はつづく・・。