「成功はゴミ箱の中に」

成功はゴミ箱の中に
単行本「成功はゴミ箱の中に」を読んだ。ハンバーガーショップチェーン「マクドナルド」のフランチャイズシステムを築いたレイ・クロック氏の自伝だ。おもしろかった。

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

マクドナルド」は世界最大のハンバーガーショップのチェーンであり、世界一多くの億万長者を生んだ。ミキサーのセールスマンだったレイ・クロックがマクドナルド兄弟のハンバーガーショップに出会い、それを手本に52歳にして一大決心し、ハンバーガーショップのチェーン展開をはじめる。その後、世界一のハンバーガーショップチェーンになっていった。

日本でマクドナルドといえば、日本マクドナルド元社長の藤田田氏のユニークなマネージメントで有名だが、本家チェーンシステムの創業者レイ・クロックはあまり知られていない。
レイ・クロックは不屈の信念と徹底した合理主義、不断の努力・・・自分のすべてのエネルギーを事業に注いで成功をおさめた。だがその反動もあって個人生活ではなかなか幸せにはなれなかったようだ。

本の題名は、ライバル店のゴミ箱を深夜にあさって経営分析をした・・・という告白から取ったようだ。マクドナルドを知るには「マニュアル」を読んだだけではダメだってことだ。本の帯にユニクロの柳井社長とソフトバンク孫社長の推奨PRがあるが、ビジネスマンにはお勧めできる本だ。