街の不動産屋さんもインターネット利用

街の不動産屋さんもインターネット利用
先日、知り合いの街の不動産屋さんでパソコン・サポートをした。エクセルやワード、メールをすでに使いこなしてるので、いまさら何を教えてほしいんだろうか・・・と不思議だった。

行ってみたら「賃貸募集案件を顧客がネットから検索できるサイトに登録したい」ということだ。ようするにPCでなくてウェブページに物件写真、間取り図、紹介文を掲載したいということだ。はてなやMIXIなどのブログのユーザーだったら毎度やっている作業なのだが、画像系データのアップロードが思いどうりできなくて困っているようだった。他社の案件を調べると、どこも図面や写真はお粗末な物ばかりの状況だ。

この検索サイトのCMSだがちょっと古めな感じで画像処理系が悪い。だがアップされた画像にはいい品質のもあるので、いくつかテスト画像をアップしてCMSのクセを解析した、どうも ImageMagik を使っているようだ。不動産物件紹介では賃貸契約の決定権は、世帯主ではなくて配偶者が持っているのが普通なので写真が重要なのだ。これじゃアップするほど売り上げ低下だ。他社の物件写真もダメダメなのが多く検索していて笑ってしまった。MIXIのほうがずっといい!

とりあえす来週にレタッチ系ソフトを用意して、もう少しマシな写真や図面を掲載できるよう手法を模索して教える予定だ。今後はデータがどんどん増えるので「情報デザイン」の提案もしてみる予定。

もうこんな街の不動産屋さんまで物件情報をネットに登録して検索させる時代になったんだ・・・とウェブ進化論の一端を見た一日だった。