地アナ放送は2011年以降も存続?

地アナ放送は2011年以降も存続?
ちまたではすでに地上波デジタル放送が開始され、予定では2011年に現状の地上波アナログ放送が終了する・・・というシナリオだ。ご存知のように国内電機メーカーでは大型フラットTVのCMをたくさん流している。2011年以降はアナログTVが使えないと言う理由で、大型液晶TVを渋々買った人もいることだろう。

しかし、地デジ放送について調べているうちに「現状の地アナ放送は2011年以降も暫定的に存続する可能性もある」ことがわかってきた。先行するアメリカでは、2009年に地アナ放送が廃止される予定だが地デジ放送は10%しか普及していない。つまり予定どうりには予定が消化できない状況だ。

ひるがえって日本もあと3年では地デジに完全に移行できないと考えられる。特に有料放送のNHKでは地アナ打ち切りをすれば建前の公共放送でなくなってしまうし、本音では受信料金の巨額損失は見過ごせないだろう。日本のTV放送は免許制で、更新手続きが来年2008年にあるそうだ。この時点で2011年以降がどうなるかはっきりする。
あわてて2008年前に高い地デジ対応TVを準備することはないですね。

ニュースソースは

池田信夫氏のインタビュー記事だ。

池田信夫氏は新書「

電波利権 (新潮新書)

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」を書いている
電波利権 (新書)
http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E5%88%A9%E6%A8%A9-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E4%BF%A1%E5%A4%AB/dp/4106101505

池田信夫 blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/016cddafffc7393c538f250aeb2bde69

地デジTVをまだ買っていない方はご覧あれ。