単行本:コンピュータ帝国の興亡

whzat2008-07-30

単行本:コンピュータ帝国の興亡
ちょっと前に読んだ本だがおもしろかった。
1993年に出版されたパソコン創世記の歴史を書いた本だ。

コンピュータ帝国の興亡
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%88%88%E4%BA%A1-Ascii-books-%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBX%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/4756102360

15年前の本だが、かえってパソコンの歴史やビルゲーツ、ジョブス・・・などの人物像がよくわかる。著者のロバート・X・クリンジリーは、登場人物のほとんど全員をこきおろしながら書いているので、かえって真実味があっておもしろい。

ビルゲーツが抜け目の無いオタク、ジョブスはワルガキ、当時のIBMの後進性・・・など知るほどにゆかいな本だ。

PS.
本の帯にある田原総一郎さんの若き日の写真が、かえって本の古さを感じさせるのは皮肉だ。