東電の時間帯別料金はどうやってカウントする?

東電の時間帯別料金はどうやってカウントするの?
関電や東電が発表した「時間帯別料金」は時刻によって料金を変えるという料金システムだ。電力の逼迫する時間帯に料金を上げて消費を抑制しようというのはいいアイデアかもしれない?

しかし、現実的には現在の個人宅に設置された積算電力計では・・・50Hzの交流周波数をその時間帯だけ上げることでしか実現できないから・・・無理だろう? 交流周波数が自由に変えられるのなら、この際東電管内も関西と同じ60Hzに上げた方が、電力を融通しやすくなっていいと思う。

今時はトランスを使わないスイッチング電源を使っている家電製品も多くなったが、工場でなくてもまだ交流モーターやインバーター系機器はあるので事故も起こることだろう?

いま使われているガスマイコンメーターのような内臓プログラムを書き換えられる電力系をこれから製造して交換するにしても、急いだとしても2〜3年は配備完了までにかかるはずだ。

料金制度の改定は国会の承認があれば可能だとしても、現実的に「マイコン内臓電力計」を、東電管内の全世帯に配備して「来月から時間帯新料金を実施します・・」と実施するのは、少なくとも来年の夏以降の話だろう。
・・・まだ「サマータイム時間制」の方が現実的間もしれない?