kindke Touch 使ってみた

kindke Touch 使ってみた
今月4月に、日本でもアマゾンから日本語版 kindke Touch が発売されるのだが、アメリカ・アマゾンから英語版 kindke Touch を買った。

Kindle Touch
   Kindle Touch と Sleeve
電子ブックを読むためでなく、自炊したPDF本や各種PDF版マニュアルを手軽に読むのにちょうど良さそうだ・・・という思いつきだ。
備忘録でまとめておく。

■英語版 Kindle Touch の特徴など
 1.表示は電子ペーパーなのでモノクロ表示だが、カラーの iPad より本は読みやすい。
 2、PDFファイルは問題なく日本語表示できる。
 3、英ー英辞典を内臓していて便利だ
 4、Wi-Fi 内臓なので無線アクセスポイント経由でネット接続できる。
 5、iPadよりも小さくて213gと軽いので持ち歩ける。
 6、USBで1度充電すると6週間、Wi-Fi をOFFなら2ヶ月使える。

Kindle 製品の比較
新kindle比較購入ガイド、Kindle vs. Kindle Touch vs. Kindle Keyboard + Kindle DX
■ 購入方法
アマゾンのアメリカ法人サイトで、Kindle 購入のために新規にアカウントを作って購入する。

 1、amazon.com のサイトで新アカウントを作成する。
 2、amazon.com のサイトで Kindle Touch を購入する。

ACアダプターは国内で買えるので不要だが、ケース(Sleeve)は注文した。

注文後、宅配便UPSが3日という速さで届けに来たのだが、不在中だったので結局5日後に受け取る。残念なことに、UPSの不在通知の対応はウェブだけで、再配達の設定画面がエラー発生を連発してとほほな状況だった。ウェブでは苦情さえシャットアウトなので待つしかなかった。

毎朝・夜に、物流追跡サービス(Shipment tracking)のページで配送経過を見ていると、アリゾナ州フェニックスーオンタリオーアンカレジー成田に経路で配送されていた。

● 参考になったページ
英語版 Kindle の購入・使用記
Amazon「Kindle Touch」試用レポート
参考になった本

iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (ビジネスファミ通)

iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (ビジネスファミ通)

iPad と Kindke についての電子書籍事情について書かれた本だ。先行したiPad についての諸事情を知っていると Kindle の説明がわかりやすい。

■ 初期セットアップ
到着した小包の中身は Kindle Touch 本体、USBケーブル、注意額紙片の3点のみ。kindle の画面に表示されているイラストに従い、USBケーブルをつないでしばらく充電すると使用可能になる。
  この「要充電」の画面のまま到着した
付属品のUSBケーブルは、Kindle 接続側の mini-USB プラグの電気接点の接触が良くないので、100円ショップで買ったスマートフォン用USBケーブルを使っている。

■ユーザーマニュアルを読む
操作方法は Kindle に内蔵されている英文の User's Manual を読む、操作は iPad とほぼ同じでシンプルだ。実感としては「レスポンスのちょっと遅いスマホ」を使っている感じだ。
   Kindle Touch はタッチスクリーン操作ができる!
iPhone のようにマルチタッチできるので、文字フォントを大きくしたい時は親指と人差し指を同時に2本で画面をタッチして、広げると「フォントサイズ変更画面」が現れるので変更できる。

■ 文書ファイルを Kindle に転送
Kindle をUSBケーブルでPCにつなぐと、Kindle 内のフォルダーが開くので、PC側からKindle のフォルダーにドラッグ&ドロップで文書ファイル、PDF・・・などをコピーすれば転送できる。これもスマホiPod でのファイル操作とほとんど同じだ。

青空文庫を読む
すでに著作権が切れている文学作品などを、ボランティアでネット公開している青空文庫というサイトがある。

作品は無償でダウンロードして読むことができるが、公開されているのはテキストファイルやHTMLだ。そこで、青空文庫のテキストを、Kindle で読めるPDFに変換するサイトを利用する。

青空キンドル
こちらのサイトのおかげで芥川龍之介夏目漱石の作品をPDF化してダウンロードできた。フォントの大きさは「大」にすると電車内で読むときにちょうどいい。
ダウンロードする場合、ブラウザーはIE8はダメだったが FireFox で問題なくできた。
   本の選択メニュー画面
   文字サイズ[大] で変換したPDF

■ PDFファイルリーダーにいい!
PCから Kindle にUSBケーブル経由で、何種類かのPDFファイルを転送して読んでみた。
英文も和文もPDFでの文字表示については読みやすい。
一方,画像の多いPDF,カラー画像の多いPDF・・・はモノクロ表示なので拡大しないとわからない場合もあった。

■ 英和辞書をインストール
正規サポート圏外の事項だがPC用英和辞典の「英辞郎」をインストールして使えるというので入れてみた。
   英辞郎での英単語和訳の画面
英辞郎V133●MOBI/Kindle \1,570-(税込)
Kindle 設定画面で辞書を「英辞郎」に変更すると、英単語の日本語訳が表示されて便利だ。

まだ使い始めたばかりだが気に入っている。