「パズルパレス」読んだ

「パズルパレス」読んだ
「天使と悪魔」を読んで面白かったので、同じ著者ダン・ブラウンの「パズルパレス」も読んでみた。おもしろかった。

パズル・パレス 上 (角川文庫)

パズル・パレス 上 (角川文庫)

「天使と悪魔」はバチカンを舞台に、ガリレオの秘密結社との対決だ。一方「パズルパレス」はNSA(アメリカ国家保安局)の暗号解読機関での大事件のストーリーだ。

どちらもストーリーの舞台と展開がおもしろいが、先に書かれた「パズルパレス」の方が若いというか、詳細部分でおおざっぱな出来だ。
(関係者以外見ることのない)NSAの暗号解読用スーパーコンピュータ・システムの記述を読んでも(想像力旺盛な読者でも)伝わりっこないのが残念だ。ぜひとも映画化して、視覚的に壮大なセンターの有様をのぞいてみたいものだ。