新書:クラウド・コンピューティング

新書:クラウド・コンピューティング
書店の店頭で見つけたので読んでみた。

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)

クラウド・コンピューティングというキーワードは最近IT系ニュースによく出るが、新書で発売されたのが初めてかもしれない。

クラウド・コンピューティングについてわかりやすく解説した本で、われわれの生活をどんなふうに変えていくのかヒントをくれる。ケータイ電話では人気の iPhoneBlackBerry のようなパソコンに近いケータイが仕事で使われるようになりそうだ。

クラウド・コンピューティングという言葉は、かつてラリー・エリソンがNC(ネットワーク・コンピュータ)という名で提唱したしくみで、それを最近になってグーグルのCEOエリック・シュミットが「クラウドコンピューティング」という名で言ったために脚光を浴びたようだ。

OracleのエリソンCEO、「クラウドコンピューティング騒ぎ」をこき下ろす
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0810/01/news031.html

ユビキタスの時代を実現する基盤がクラウド・コンピューティングと結論付けているのだが、世界のフラット化がすすむ先に一抹の不安もある。