グーグルの負けるが勝ち?

グーグルの負けるが勝ち?
アメリカではケータイ電話の電波(周波数帯)使用権をオークション決める。政治的に電波の使用権を決める日本とは正反対だ。オークションに参加した(本命だった?)グーグルは結局1つも落札できなかった。
しかし、以下のニュースを読むと、落札せずして勝ったことになったようだ。

負けるが勝ち――700MHz帯競売に敗れたGoogleが手にしたもの
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/24/news022.html

グーグルの敗北による勝利
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/bd32e6075cc4f8872fb6d8961e0d06a6

この周波数帯を落札したVerizon Communicationsに対してネットワークの開放義務付けに成功したようだ。電波使用権を落札しなくてもそのものが開放されていれば、グーグルはそのメディア上でもタダ乗りでビジネスできるわけだ。一方Verizon Communications にとっても、グーグルのコンテンツで電波の使用頻度が上がればビジネス上はプラスだ。