単行本「インテルがまだ小さかった頃」

単行本「インテルがまだ小さかった頃」
インテル製世界最初のマイコンチップ製品4004について調べていて見つけた。インテルジャパンの社長傳田氏が計算機の歴史、インテル創業、マイクロコンピューターの生い立ち・・・について経営について書いた本だ。
ただいま読み始めたがおもしろい。

伝田信行 インテルがまだ小さかった頃 (B&Tブックス)

伝田信行 インテルがまだ小さかった頃 (B&Tブックス)

傳田信行 インテルがまだ小さかった頃
奥田耕士著 日刊工業新聞社
http://www.spinnet.jp/hamihami/book/review/comp0004.html

ビジコンが発注したチップが開発のきっかけになったのは有名な話だが、精工舎、TEC、FANACが実質的な内臓製品を先がけて使ったのは知らなかったね。

■ 島正利氏の本
世界初のインテルマイコンチップ4004を設計した嶋正利の本は技術面を書いた有名な本で今でも読まれているようだ。嶋氏はビジコンからインテルに派遣されていた天才技術者で、コンピュータ・ハードの技術者テッド・ホフとの言葉の遊びから汎用マイコンチップを思いついて4004を開発したという。これもおもしろかった。

マイクロコンピュータの誕生―わが青春の4004

マイクロコンピュータの誕生―わが青春の4004

―わが青春の4004
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/X/0060210.html

プロセッサー温故知新
http://itpro.nikkeibp.co.jp/watcher/shima/index.html